Palauans And Ocean

パラオ人と海

海はパラオ人にとって生活の一部であり、パラオの歴史と文化もその影響を大きく受けています。

コーラル・トライアングル(Coral Triangle)近くに位置するパラオは、確認されているだけでも400種の硬質サンゴと約150種の軟体サンゴの他、ゴルゴニアン(gorgonian)、ウミエラ(sea pen)などが生息する生物多様性に富んだ海を有しています。ジェリーフィッシュ・レイク(Jellyfish Lake)には、刺さないクラゲやパラオの固有種でオウムガイとしては世界最大のパラオオウムガイ(nautilus belauenisis)が生息しています。

また、現在確認されている9種類のオオジャコガイ(giant clam)のうち7種類がパラオの海に生息し、さらにマングローブクラブ(mangrove crab)、オカガニ(land crab)、ココナッツクラブ(coconut crab) などの蟹、岩礁の隙間やサンゴの下に生息する伊勢エビなど234種類もの生物が生息していることも確認されています。

これら甲殻類の他、パラオの豊かな海には少なくとも1450種類にも及ぶ魚類が生息しており、そのうち4種はパラオのサンゴ礁にだけ生息している珍しい魚です。また、最近では有史以前の姿をとどめるウナギも発見されました。

これらの他にも、パラオの海には以下のような生物が生息しています:

  • ・天然記念物に指定されていて、ダイバーにも人気があるメガネモチノウオ(Napoleon wrasse)やブダイ(bumphead parrotfish)
  • ・サンゴハタ(coral grouper)、マダラハタ(marbled grouper)、アイゴ(rabbit fish)。これらの魚には禁漁期が設定されており保護されています。
  • ・17種類のサメと10種類のエイ
  • ・アオウミガメ(green turtle)、タイマイ(hawksbill turtle)、オサガメ(leatherback turtle)、オリーブヒメウミガメ(olive ridley)。パラオの海岸にはアオウミガメとオサガメの巣があります。
  • ・他のミクロネシア諸島では見られない、マングローブの沼地(海水)に生息するワニ。
  • ・2種類のウミヘビ
  • ・11種類のイルカと15種類のクジラ
  • ・保護種に指定されているジュゴンは、ミクロネシア地域ではパラオでのみ見ることができます。
  • ・259種類の藻と海藻、18種類のマングローブ
  • ・マリンレイクは陸地に囲まれた塩水湖で、そのうち特に有名な湖はジェリーフィッシュレイク(Jellyfish Lake、パラオ語:Ongeim’l Tketau)と呼ばれ広く知られています。